2019年5月
銚子支部が官民合同の水防訓練に参加
令和元年度の定時総会を開催
決算報告など、全議案を承認・可決
本協会の令和元年度定時総会が5月27日、千葉市中央区のホテルポートプラザちばで開かれ、2018年度収支決算報告など全2議案を審議し、いずれも原案通り可決・承認された。2019年度の事業計画には、▽良質な社会資本の整備▽災害時の官民協力体制の推進やボランティア活動の充実▽行動規範の順守▽国・県への要望活動▽広報活動の推進──などが盛り込まれている。議事に先立つ形であいさつに立った畔蒜会長は、この1年で全国的に大きな自然災害が相次いだことに触れ、「このような猛威から住民の生命や財産を守ることは、地方建設業者に与えられた重要な役割の一つ」と強調。“自然災害対応空白地帯”を作らないため、社会資本整備の重要性とともに、地道な活動を続ける中小建設業の真の姿を県民に知ってもらうことが必要だと語った。また、担い手の確保が喫緊の課題となる中、地方建設業がその社会的使命を全うするためには、経営の安定化と人員・資機材の確保、技能・技術の継承が必要であると指摘し、「公共事業予算の確保は不可欠。発注者に受注機会の拡大や、年間を通じた発注・施工の平準化、受注者の適正な利潤確保を訴えていく一方、受注者側もコンプライアンスの順守などで住民らから信頼される存在となるため、地域に貢献する姿勢を一層明確にして行動していかなければならない」と力強く呼び掛け、あいさつとした。
匝瑳市ゴミゼロ運動に参加
30℃を超す猛暑の中、真剣に技能習得
三役が阿井新議長を表敬訪問
土木事務所との意見交換会がスタート
ICT技術普及へ県が講習会開催
有事に備え、迅速活動
山武支部が官民合同の水防訓練に参加
本協会山武支部は5月8日、さんぶの森ふれあい公園(山武市)で開催された「2019年度山武郡市水防訓練」に参加した。当日は、山武支部会員約20人のほか、県山武土木事務所をはじめとする県出先機関、山武市、東金市、大網白里市、九十九里町、横芝光町、警察、消防の職員らが参加。合計約90人が初夏を感じさせる日差しの下、いざという時に地域の安全を守る技術や知識を習得した。
この訓練は、山武郡市の5市町が持ち回りで毎年開催しているもの。6月以降の出水期に備え、大雨等による河川氾濫被害を最小限に防ぐため、水防工法技術の習得と官民それぞれの役割を改めて認識する目的で実施している。
訓練では、参加者が3つの班に分かれ、それぞれが土のう170袋を作成し、高く積み上げ、シートで覆う「改良積み土のう工法(Ⅱ)」を実施。その後、心肺蘇生法やAED取扱方法を受講し、水防、人命救助に対する意識を向上させた。