2019年10月
建設業は「縁の下の力持ち」
6年生・60人に魅力を語る
千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)の「建設業」に関する今年度第3回目の出張授業が10月31日、柏市の花野井小学校で開催された。今回の授業プログラムは「建築」をテーマにしており、ゲスト講師として、本協会東葛支部会員の入吉吉田工業代表取締役、吉田孝幸氏が登場。6年生・約60人が参加した授業では、自身がこれまで体験した仕事や建設業の魅力や役割などについて、笑いを交えながら和やかに伝えられた。吉田氏は児童たちへ、「建設業は縁の下の力持ちで、人の役に立ち感謝される仕事。将来は一人でも多く建設業の仕事に就いてもらいたい」などと語った。授業は、児童らにとって最も身近な建物のひとつである「学校」を題材として、校舎が完成するまでには色々な職種や多くの人が関わり、それぞれがプロフェッショナルな技術とチームワークを発揮して工事を進めていくことなどを、実際に使う道具などを見せながらクイズ形式で説明した。
市内の幹線道路の歩道を清掃
1人でも多く建設業に
千葉市の小学校で出張授業
千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)の「建設業」に関する出張授業が10月30日、千葉市の朝日ヶ丘小学校で開催された。今年度第2回目の授業には、ゲスト講師として市原建設工業(千葉支部)の市原正男代表取締役が登場。江戸時代に印旛沼開拓を最初に試みた千葉県の偉人「染谷源右衛門」や、現代の鋼矢板、かごマットの技術等を紹介するなど、河川改修を主題とした教材を通じ、「建設業は地域の生活や安全を守る大切な仕事」と語り、建設業の役割や重要性、魅力を伝えた。また市原氏は、建設業がモノづくり以外にも、先日の台風などの自然災害時に活動していることを語り、「みんなの安全と安心を守るため、誰よりも早く現場に駆けつけ、最後の最後まで片づけるのが仕事」と伝えた。
建設業は夢を形にする仕事
CCIちばの出張授業がスタート
今年度第1回目となる、千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)の「建設業」に関する出張授業が10月21日、松戸市の高木小学校で開催された。今回の授業プログラムは「建築」をテーマにしており、ゲスト講師として、本協会会員の湯浅建設代表取締役社長、湯浅健司氏が登場。児童らにとって最も身近な建物のひとつである「学校」を題材として、校舎が完成するまでには色々な職種や多くの人が関わり、それぞれがプロフェッショナルな技術とチームワークを発揮して工事を進めていくことなどを、実際に使う道具などを見せながらクイズ形式で説明。正解発表後は、それぞれの業種のプロから仕事のやりがいなど、児童たちへ、「建設業は、ものをつくり、形が残る喜びのある仕事」「人の役に立ち感謝される仕事」などが伝えられた。湯浅氏は子供たちに、「建設業は夢を目に見える形にする、希望に満ちた職業」と紹介した。
1日も早い県土の復旧を
台風19号に備え、担当路線確認
建設機械のパワーに大興奮!
香取市の小学生が操作体験
本協会青年部会は10月7日、千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)との共催で、建設機械体験学習会を開催した。会場の香取市立山田小学校には、6年生約130人が集まり、グラウンドに用意された様々な建機の操作を楽しんだ。今回の体験会には、本協会からも各支部の青年部会員4人と、地元の香取支部の会員約35人の計約40人が参加した。建設機械体験会は、日ごろ街中で見かける建設重機に乗車し、直接触れることで、建設業への理解や関心を深めてもらうことが目的。若者の入職数減少が危惧される建設業界において、将来の職業選択時に建設業を思い浮かべてほしいと期待し、県内各地の小中学校で開催している。初回は、平成5年10月の富津市立天羽中学校。以降、昨年10月の山武市立松尾小学校までに32回実施している。当日は、▽バックホウ▽コンバインドローラー▽高所作業車▽トランシット▽工事用電光掲示板など――を用意。児童が担当者と一緒に乗車して各パーツの説明などを受けた後、オペレーターの指示に従って実際に操作・操縦を楽しんだ。
「ツール・ド・ちば2019」を応援
関東甲信越ブロック会議で国交省幹部と質疑
公共事業予算の安定的確保など提案
全国建設業協会(全建、近藤晴貞会長)と国土交通省らによる令和元年度の地域懇談会・ブロック会議が10月4日、関東甲信越地区を皮切りに始まった。1都9県の建設業協会で構成する関東甲信越地方建設業協会長会(会長・小俣務神奈川県協会長)は、東京都千代田区の経団連会館国際会議場を会場に、本県協会の「中・長期計画に基づく公共事業予算の継続的確保」「地域建設業の受注機会確保」など、各県が課題解消に向けて切実な思いを訴えた。
議事では各協会が持ち寄った要望事項が示されるとともに国交省側がこれに回答。本協会の髙橋副会長が説明した要望事項に対して国交省側からは、必要な予算の安定的かつ継続的な確保に理解を示した上で、令和2年度の当初予算要求で前年度の1.19倍の6兆2600億円余を要望していることなどを説明し、理解を求めた。
議事では各協会が持ち寄った要望事項が示されるとともに国交省側がこれに回答。本協会の髙橋副会長が説明した要望事項に対して国交省側からは、必要な予算の安定的かつ継続的な確保に理解を示した上で、令和2年度の当初予算要求で前年度の1.19倍の6兆2600億円余を要望していることなどを説明し、理解を求めた。
また、会議の冒頭では、本協会の畔蒜毅会長が石原局長や各県の協会関係者に対し、台風15号の応急活動に対する支援についてお礼を述べた。