2020年3月
本協会会員施工の作品に栄冠
景観形成と建築文化向上に貢献
優れた建築物を表彰することにより、うるおいとやすらぎに満ちた快適なまちづくりを推進する目的で、平成6年度に創設された「千葉県建築文化賞」の第26回表彰式が、県庁本庁舎の大会議室で3月26日に執り行われた。このうち、一般建築物の部では、本協会君津支部の新昭和が施工した「宮下どろんこ保育園」が優秀賞に選ばれている。
当日の式では、髙橋渡副知事が「いずれの作品も県の魅力を高め、地域の活性化に貢献する素晴らしいもの」と称賛し、一般建築物の部37点、住宅の部30点の計67点の応募作品の中から厳選された、最優秀賞2点、優秀賞3点、入賞4点の栄誉を称えた。
「宮下どろんこ保育園 ~つむぎ×TSUMUGICAFE+子育て支援センターちきんえっぐ~」は、民営化保育園と児童発達支援施設を併設した児童福祉施設。既存園舎を残しながらの建て替えであったため、園庭が北側に配置されているが、建物の分設と入念な採光によって自然光に満たされた保育室が実現していることや、広い縁側を介して光あふれる庭に園児を導く手法も見事であると評価されている。
この文化賞は、安全で快適な建築空間の創出等において、先導的で質の高いすぐれた建築物を表彰することにより、建築文化・居住環境に対する県民の認識を高めて、快適な街づくりを進めていくことに主眼を置き、▽デザイン性に優れている▽街並みや周辺の景観と調和がとれている▽安全で快適な建築空間を創出している▽環境負荷の低減に配慮している▽防災への配慮がなされている▽その他、独自の取り組みや提案がなされている――の事項を基準として総合的に審査し、選定している。
関東地方整備局長が当協会に感謝状を贈呈
房総台風をはじめとする応急活動で
国土交通省関東地方整備局の石原康弘局長は3月5日、本協会本部事務局を訪れ、昨秋の台風15号(房総台風)をはじめとする災害時の応急対応に対し、「現場の最先端で大車輪の活躍であった」との言葉ととともに、感謝状を贈呈した。
当日、贈呈式には、関東地方整備局から石原局長のほか、千葉国道事務所の坂井康一所長と上田信也副所長も出席。本協会からは髙橋副会長をはじめ、小宮山房信副会長、内山弘通副会長、金城総円副会長、大林正章専務理事が出迎えた。
今回の感謝状贈呈は、昨年9~10月に相次いで本県を襲った台風被害に対し、本協会の会員が昼夜を分かたず実施した復旧活動をねぎらうもの。感謝状贈呈後、石原局長は「大きな被害が断続的に発生する中、協会員の皆様には現場の最先端で大車輪の活躍をしてもらった」と謝意を示すとともに、「まだまだ本格的な復興は道半ばである。1日も早く被災した地域が元の生活を取り戻せるよう、力を貸してもらいたい」とさらなる活躍に期待を寄せた。
これを受けて髙橋副会長は、発災後、大規模な停電等から情報の入手・共有がうまくいかなかったことを指摘し、「官民が連携して、情報の収取・共有ができるよう、連絡手段について検討している。これからも県民の力になれるよう、協会一丸となって頑張っていきたい」と決意を示した。
今回の感謝状贈呈は、昨年9~10月に相次いで本県を襲った台風被害に対し、本協会の会員が昼夜を分かたず実施した復旧活動をねぎらうもの。感謝状贈呈後、石原局長は「大きな被害が断続的に発生する中、協会員の皆様には現場の最先端で大車輪の活躍をしてもらった」と謝意を示すとともに、「まだまだ本格的な復興は道半ばである。1日も早く被災した地域が元の生活を取り戻せるよう、力を貸してもらいたい」とさらなる活躍に期待を寄せた。
これを受けて髙橋副会長は、発災後、大規模な停電等から情報の入手・共有がうまくいかなかったことを指摘し、「官民が連携して、情報の収取・共有ができるよう、連絡手段について検討している。これからも県民の力になれるよう、協会一丸となって頑張っていきたい」と決意を示した。