一般社団法人千葉県建設業協会のホームページ　「建者」

千葉県魅力ある建設事業推進協議会（ＣＣＩちば）の「建設業」に関する今年度第３回目の出張授業が１１月８日、安房郡鋸南町の鋸南中学校で開催された。今回の授業プログラムは「建築」をテーマにしており、ゲスト講師として、本協会館山支部会員の鈴木工務店代表取締役・矢口盛明氏と石井工務店代表取締役・石井英之氏登場。２年生・約４０人が参加した授業では、自身がこれまで体験した仕事や建設業の魅力や役割などについて伝えた。矢口氏は生徒たちへ「普段の勉強が将来の仕事の役に立つ」などと語った。授業は、児童らにとって最も身近な建物のひとつである「学校」を題材として、校舎が完成するまでには色々な職種や多くの人が関わり、それぞれがプロフェッショナルな技術とチームワークを発揮して工事を進めていくことなどを、実際に使う道具などを見せながらクイズ形式で説明した。

当協会東葛支部の有志で構成する東葛フレンドシップの会は１１月６日、流山市内の江戸川河川敷において清掃ボランティア活動を実施した。当日は約５０人が参加し、法面などを中心に、万能バサミとゴミ袋を手に清掃活動を展開。往復約４ｋｍの道のりを約２時間かけ、ペットボトルなど大量の可燃・不燃物を収拾した。

本協会の土木技術委員会は１１月１日、国土交通省関東地方整備局千葉国道事務所の協力で、多古町の首都圏中央連絡自動車道（圏央道）建設用地を会場に、ＵＡＶ（Unmanned aerial vehicle）の体験講習会を開催した。当日は、災害時の緊急活動やインフラ施設の維持管理等にドローン(小型無人機)を役立てられないか考える場にすることを目的として、土木技術委員のほか、国や県などの関係者も参加。それぞれの立場でドローンの有効性を確認した。

本協会は１０月２９日、関東地方整備局との意見交換会を千葉市内のホテルで開催し、▽強靭化５か年加速化対策予算の当初予算特別枠での増額確保、▽監理技術者等の専任義務緩和、▽週休２日制における技能労働者の賃金収入の確保、▽現状に沿った歩掛の見直し―の４項目を要望した。当日は、千葉県や千葉市建設局の職員も同席する中、本協会から三役や各支部長ら約２０人が出席し、社会資本整備を担う地方建設企業が存続していくため、厳しい現状に即した具体的な要望をぶつけた。

千葉県魅力ある建設事業推進協議会（ＣＣＩちば）の「建設業」に関する出張授業が１０月２８日、市川市の行徳南小学校で開催された。今年度第２回目の授業には、ゲスト講師として工営建設（京葉支部）代表取締役の渡部智光氏と同社社員の清水章雄氏が登場。江戸時代に印旛沼開拓を最初に試みた千葉県の偉人「染谷源右衛門」、現代の鋼矢板、かごマットの技術等を紹介するなど、河川改修を主題とした教材を通じ、「ｃｃ」と語った。