2022年10月
山武支部が道路清掃ボランティア
2022-10-13
100人以上で道路沿いの歩道をきれいに
(一社)千葉県建設業協会山武支部による、令和4年度の道路清掃ボランティア活動が10月11日、今年も展開されました。例年実施している同活動。「きれいな街づくり」の一環として、同支部管内3市2町で順番に実施しており、今年度はサーファーをはじめとする来訪者も多い、大網白里市の九十九里浜沿いの県道で展開することとなり、趣旨に賛同した県や地元市の職員ら、合わせて100人以上が参加しました。
開会式では主催者を代表し、内山弘通支部長が集まった会員らを前に、現道沿いの作業となることから、事故のない安全な作業を呼び掛けると、道路管理者である県山武土木事務所の荒木健一所長と、地元・大網白里市の金坂昌典市長も駆けつけ、同支部の活動に感謝の言葉を寄せました。
作業は4つの班に分かれて実施。集合場所から南側の堀川までと、北側の真亀川の上下の歩道に分かれて歩きながら、沿道に投げ捨てられたビンや缶、ペットボトル、たばこの吸い殻などを拾い、可能なものは分別かつゴミ袋をまとめるなどしながら、地元の美化に貢献しました。
関東ブロック会議に出席
2022-10-06
本協会は技術者不足への対応直訴
本協会の上部団体である全国建設業協会(全建、奥村太加典会長)と、国土交通省および各地方整備局が直接意見を交換する、令和4年度の「ブロック会議」が10月5日、関東甲信越地方を皮切りにスタートしました。1都9県から各協会の幹部らが、会場である東京・大手町の経団連会館に駆けつける中、本協会からも髙橋順一会長と石井良典副会長、大林正章専務理事が出席。千葉からは「技術者不足への対応について」、国交省に直接訴えかけました。
本県は建設業者のみならず、自治体でも全国的に土木系の技術職員が減少しており、実際に災害対応にも支障が出始めている窮状を直訴。官民共通の課題となっている技術者不足への対応を国として真剣に検討すべきだとしました。
これに対し国交省不動産・建設経済局の岩下泰善・建設業課長が代表して回答。地方公共団体の技術者不足は「非常に大きな課題」だと、国も同様の認識を共有しているとしたうえで、技術者検討委員会を設立するなど、働き方改革を含めてイメージアップを図っていることなど、官民連携で取り組んでいることに理解と協力を求めていました。
当日はこのほか、資機材の価格高騰や現場管理費の根本的な見直し、国直轄工事への新規参入促進など、地方の各協会からの提案に対して、直接国がやり取りするなど同会議は貴重な、得難い機会となりました。