2023年10月
ブログ
八日市場支部・銚子支部と県出先事務所の意見交換会が実施されました
2023-10-26
CCIちば後継者育成事業における意見交換会が実施されました
2023-10-26
雇用のミスマッチなどについて積極的な意見交換
本協会を含んだ県内建設業7団体、県内工業・農業高校系10校及び県とのCCIちば後継者育成事業における意見交換会が令和5年10月6日にホテルプラザ菜の花で行われました。
会に先立ち鈴木県土整備部建設・不動産業課副課長は「CCIち場の活動は建設業が持つ魅力の伝承のために平成22年より、産・官・学が連携をして取り組んでいるものです。喫緊の課題である担い手不足・後継者育成について、それぞれの置かれている立場に立って、活発な意見を交わし、中長期的な後継者育成に展開していきたい」とあいさつをしました。
意見交換会では、建設業界が若手(高校生)等に求めるものや企業が重要視する資格、学校側からは現在の学校の取組や、課題等について意見が交換され、なかでも学生が就職を希望する際、学生がその業界を知っていて就職をするか否かのミスマッチを防いでいくことの重要性が話されました。
本協会からは、地域の会社と学校がコミュニケーションをとり、学生が現場を見学、体験することの重要性を訴えました。
関東甲信越地方ブロック会議が開催されました
2023-10-10
担い手確保に向けた適正な価格設定等について要望しました
本協会の上部団体である全国建設業協会(奥村太加典会長)と国土交通省及び各地方整備局との「ブロック会議」が令和5年10月4日(水曜日)、東京都千代田区の経団連会館で行われました。
当日は1都9県から各協会の幹部が集まり、当協会からは、髙橋順一会長、石井良典副会長、内山弘道副会長、船越博文副会長及び相澤忠利専務理事が出席し、千葉県からは「担い手確保に向けた適正な価格設定について」国交省に直接要望しました。
本県からは、近年の労務単価の上昇が担い手確保に結びついていなく、地方建設業者は担い手確保について先の見えない状況が続いており、それを受け国交省も事前見積もりを採用するなどの不調対策を行っているが、引き続き労務、設計単価の見直し、適切な工事価格で不調対策及び担い手確保に向けた真に適正な価格で工事を受注可能とするような制度等の拡充を強く要望しました。
これに対し、国交省からは時代に沿ったやり方を採用し、引き続き調査を行うと同時に、対象を広げて拡充をしていくこと、労務単価等の反映が行われていない場合は業側から強く申し出てほしいとの回答があり、喫緊の課題である担い手確保とそれに合わせた形の価格設定について問題意識と解決に向けた意識が共有されていることが改めて認識されました。
また、建設業に携わる人口が年々減っていることから、建設業に就職する人間を増やすため、他産業と比べて建設業のもつ魅力を訴求できるような制度の構築などについても提案を行いました。
このほかにも、2024年4月からの時間外労働時間の上限規制、若者や女性から職業として選択される地域建設業としての課題、災害応急活動での事故への救済措置など、各県協会からの提案に対し、国が直接やり取りをするなど貴重な機会となりました。
CCIちば 小・中学校への出張授業がスタート
2023-10-10
生徒104名が授業を熱心に受講
例年、CCIちばが行っている令和5年度の小・中学校への出張授業が令和5年10月2日(月曜日)に市川市内の小学校よりスタートしました。
出張授業は、CCIの担当者がメイン講師として、一斉授業方式で行われ、当協会京葉支部の会員の2名が当日はゲスト講師として、自身の様々な体験や経験をもとに講義を分かりやすく行いました。
授業内では、工事現場の写真を用いたPPTを使用した授業を中心とし、中でも護岸工事についての説明の際は鋼矢板の長さを間近でみてもらうために実際の長さを模した布を生徒の目の前で広げ、また、安全に留意しながら、実物の石材や鋼矢板の一部を生徒に触ってもらい実物の重さを体験してもらいました。生徒からは実物に触れたことから、「凄い」など感嘆の声が上がっていました。
生徒も熱心に授業を受けており、講師が質問を投げかけた際は、多くの生徒から手や声が上がるなどあっという間の45分のようでした。
CCIちばの出張授業は今後、12月ごろまで県内10か所程度の小・中学校で行われる予定です。