2019年11月
建設業に興味を持って
鎌ケ谷市の小学校で出張授業
千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)の「建設業」に関する出張授業が11月28日、鎌ケ谷市の五本松小学校で開催された。今年度第8回目の授業には、ゲスト講師として、鎌ケ谷市内の建設業者で組織する鎌ケ谷市建設業協会から、小池義明会長(小池建設代表取締役:本協会東葛支部所属)、目黒哲氏(サンキ建設工業常務取締役:同)、田中禎也氏(田中建設工業代表取締役:同)の3氏が登場。河川改修を主題とした教材を通じ、「建設業は地域の生活や安全を守る大切な仕事」と語り、建設業の役割や重要性、魅力を伝えた。また各講師は、「建設業は何も無いところから、何かを作り出すことに魅力がある。みんなが安心して暮らせるように、いつも頑張っているので、見かけたら今日の授業を思い出してほしい」と伝えた。
積算基準のイロハを解説
台風後の土砂や倒木も撤去
地域の実情を考慮した施策の推進を要望
県内直轄事務所と意見交換
本協会は11月21日、千葉市中央区のホテルポートプラザちばで、国土交通省関東地方整備局の県内直轄出先事務所(千葉国道、利根川下流河川、江戸川河川、首都国道、常総国道)との意見交換会を開催した。昨年8月に開催された関東地方整備局との意見交換会で出された要望等について、より現場に密着した視点で課題解決を目指す取り組みで、本協会からは畔蒜会長を始めとする三役、各支部長等の常任理事、各委員会の委員長が出席。出先事務所の所長等幹部に対して地方建設業を取り巻く環境の厳しさを示すとともに、地域の実情を考慮した施策の推進を訴えた。当日、第1部の意見交換会では「中・長期計画に基づく公共事業予算の継続的確保」「地域建設業の受注機会確保」について議論を交わし、第2部の自由討論では「台風15号等の災害対応」について、改善すべき点などを話し合った。
「建設業はみんなの命を守る仕事」
CCI出張授業で鈴木氏がゲスト講師
千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)の建設業に関する出張授業が11月21日、匝瑳市の須賀小学校で開催された。今年度第7回目の授業は、「建築工事」をテーマにを展開。当日はゲスト講師として、本協会八日市場支部に所属する鈴久建設の鈴木英人代表取締役が駆け付け、6年生25人に対して、様々な職業で使用する特長的な道具の説明などを通じ、児童らに建設業の魅力を伝え、未来の担い手となることを呼び掛けた。鈴木氏はジェスチャーも交え分かりやすく「現場監督として一番大事なことは良いものを正確につくること」と説明するとともに、建設業が災害復旧に活躍しているところも教え、東日本震災のがれき処理や台風後の倒木や枝などを除去していることや、冬季に凍結防止剤を早朝に撒くなどしていることを例に「建設業はみんなの命を守る仕事。いろいろな業種の人とチームを組み、一丸となって建物を作るのは一番楽しいところ」と締めくくった。
草むらかき分け粗大ごみを改修
積算基準や設計変更を学ぶ
学校は多くの人が協力して建つんだよ
本協会会員が地元・船橋市の出張授業に参加
後継者育成で工業系高校と意見交換
「ものづくり」を通じて人に役立つ仕事
旭市内の小学生に出張授業
千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)の「建設業」に関する出張授業が11月15日、旭市の中和小学校で開催された。今年度第5回目の授業には、ゲスト講師として阿部建設(銚子支部)の太田博氏と野口拓也氏が登場。江戸時代に印旛沼開拓を最初に試みた千葉県の偉人「染谷源右衛門」や、現代の鋼矢板、かごマットの技術等を紹介するなど、河川改修を主題とした教材を通じ、「建設業は地域の生活や安全を守る大切な仕事」と語り、建設業の役割や重要性、魅力を伝えた。また太田氏は、自身が手掛けた地元の病院建設事業を紹介。基礎工事から完成までの様子をプロジェクターで映すと、子供たちは目を輝かせて見入っていた。また、野口氏も近くを流れる河川の護岸工事の経験を語り、「建設業はものづくりを通じて、色々な人の役に立つことができるやりがいのある仕事」と伝えた。
一丸となって早期復旧へ
「多くの人の役に立つ仕事だよ」
CCIちばの出張授業で山田氏語る
今年度第4回目となる千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)の「建設業」に関する出張授業が11月12日、千葉市の有吉小学校で開催された。今回は、本協会千葉支部に所属する山田工務所の山田淳史代表取締役社長がゲスト講師として登場。「建築」をテーマとした授業プログラムでは、児童らにとって最も身近な建物のひとつである校舎を題材に取り上げ、完成するまでには色々な職種や多くの人が関わり、それぞれがプロフェッショナルな技術とチームワークを発揮して工事を進めていくことなどを、実際に使う道具などを見せながらクイズ形式で説明。正解発表後は、それぞれの業種のプロから仕事のやりがいなど、児童たちへ、「建設業は、ものをつくり、形が残る喜びのある仕事」「人の役に立ち感謝される仕事」などが伝えられた。山田氏は、児童らに対し、「建設業の魅力は、自分が仕事で携わったものが何十年も目に残る形で残り、様々な人達に利用され、喜ばれるのが実感できるところ」と語り、「この中から一人でも多くの皆さんと一緒に働けることができればうれしい」と伝えた。