2023年11月
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千葉県マインクラフトコンテスト2023表彰式が挙行されました
2023-11-28
創造性豊かな作品に感嘆の声
11月24日(金)に千葉県マインクラフトコンテスト2023の表彰式が千葉県庁本庁舎5階で執り行われました。このコンテストはマインクラフト(3Dブロックで構成された仮想空間の中でものづくりを楽しめるゲーム。マイン(=mine)が鉱山、クラフト(=craft)が手仕事を意味する。)というソフトを通じて、建設業に対して魅力を感じてもらうための事業の一環として、今年が初開催となる県主催のイベントとなっており、本協会は当コンテストを後援しております。
コンテストは小中学生部門と高校生部門からなっており、小中学生部門については、建設業に魅力を感じてもらうこと、高校生部門では、プログラミングを用いた課題解決力の育成を目的としています。小中学生部門はゲーム内のワールドの2つの都市を結ぶルートの制作を求める「チャレンジ部門」、野島崎灯台など千葉県内にある千葉を代表するような10の土木構造物から建物を1つを選択し、再現する「課題部門」から構成されています。
本協会はその小中学生部門の「チャレンジ部門」に「千葉県建設業協会会長賞」という形で表彰を行い、応募作品の中から、片桐藍士さんの作品を選定し、表彰しました。
選定された点として、「ルートを途中で分岐させ、2ルートを作成しており、トンネルを含む全線での照明の確保やセンターラインの設置、トンネル出入口の防護柵の設置など、創造性もあり、建設業への理解が深い」という点が評価されました。
髙橋会長もこの表彰式に際し、「将来、建設業の担い手となる小中学校生や高校生、また、大学生に対し、それぞれのニーズに合わせた建設業の魅力を伝えるPRを継続し、力を入れて活動したい。」と述べておりました。
片桐さんはこの作品を制作するうえでこだわったポイントととして、「トンネルに監視カメラやライトを作ったところと途中で道路を2車線に分岐したところです。」と喜びあふれる表情で語り、マインクラフトに対する情熱も語ってくれました。
また、熊谷知事は、表彰にあたって「皆さんの作品を道路を作っている人が聞いたら、喜ぶようなところまで配慮して作っていただけて嬉しく思います。建設業は人々の生活とは切っても切り離せなく、何十年、そして何千年と人々が築き上げた文化として継承されるモノづくりに携わる魅力ある産業です。その産業に多彩な分野から人が携わってもらいたく、マインクラフトを通じて若い世代の方に自分たちが普段利用しているものの裏側を考えてもらうきっかけとなって欲しい。 」と講評し、受賞をねぎらってました。
本協会では、引き続き建設業の魅力をPRしていくために、啓蒙活動及び事業に取り組んでまいります。
県と土木技術委員会が意見交換会を開催
2023-11-17
令和5年度永年勤続・主任技術者等表彰式を挙行しました
2023-11-16
長年にわたる貢献を称え、他の模範となる努力に対しても表彰
本協会主催による、令和5年度の「永年勤続・主任技術者等表彰式」が11月13日に千葉市内のホテルで開催されました。本年度は永年勤続者功労表彰39名、千葉県優良建設工事(監理・主任)技術者功労表彰106名・建設雇用改善優良事業所10社、独立行政法人 勤労者退職金共済機構理事長表彰1社が対象となり、当日はそれぞれ髙橋会長から表彰状と記念品が手渡され、記念写真に収まるなどしておりました。
髙橋会長は永年勤続勤続受賞者に対し、長年にわたる会員企業の経営に対する不断の努力及び地域社会の発展に多大な貢献に対する敬意を表し、優良工事監理・主任技術者功労表彰受賞者に対しては、 勤務されている会社のみならず、協会員や県内企業の技術力に対する評価を高め、他の模範となるものとその努力に対し、最大級の敬意を表していました。また、県に対しては、優良建設工事表彰だけではなく、技術者表彰制度の創設を求めていく旨も述べられていました。
式典には、来賓として県土整備部建設・不動産課鈴木智久副課長に駆けつけていいただき、祝辞を寄せたほか、多数の来賓をいただきました。
いわゆる「アフターコロナ」の時代を迎え、コロナ禍前のような形式の表彰式の開催となり、受賞者の喜びの顔が見ることができるなど、盛会のうち終了となりました。
関東地方整備局と協会の意見交換会を実施しました
2023-11-16
5つのテーマを提案、建設業界の抱える課題について議論を交わす
本協会と関東地方整備局の意見交換会が11月9日に千葉市内のホテルで開催されました。関東地方整備局からは21名、千葉県からは6名、千葉市からは2名の出席がそれぞれあり、本協会からは三役(髙橋順一会長、石井良典副会長、内山弘通副会長、船越博文副会長、相澤忠利専務理事)をはじめ、各支部長、朝倉猛土木技術委員長及び畔蒜義文青年部長も出席しました。
関東地方整備局からは「建設産業行政の最近の動き」、「令和4年度意見要望への対応状況」について情報共有及び説明があり、本協会からは各事業報告として、カンドゥー内出展ブース「建設エンジニア」の体験者が1万人を超えたことや国や県への要望活動状況などを報告いたしました。
続いての意見交換では当協会から「① 建設業の分業化について」、「② 働き方改革に伴う工事への対応について」、「③ 積算基準について」、「④ Cランク発注案件について」、「⑤ 一般競争での賃金アップに対する加点措置について」を提案しました。その後行われた自由討議では、当協会から「働き方改革」、「賃金アップ」、「品質証明員」などの課題について、議論が交わされました。