2024年5月
本協会香取支部が第72回利根川水系連合・総合水防演習に参加しました
2024-05-20
大規模水害に備えるため、緊張感を持った訓練に参加。展示ブースでは大型遊具を設置し、子どもたちにも大好評
本協会香取支部は、5月18日(土)に香取市内を流れる利根川右岸で開催された第72回利根川水系連合・総合水防演習に参加しました。
この訓練は、近年激甚化し、局地化・頻発化する自然災害のなかでも台風、線状降水帯の発生による水害に備えるため、国土交通省などが合同で訓練を行っているものです。
当日は、水防訓練、救出・救助訓練への参加及び防災展示ブースへの出展を香取支部が行いました。まず、第一部として行われた水防訓練では、ダンプに積載した土のうを釜段工、月の輪工の水防工法訓練を実施している場所までそれぞれ運搬。第二部の救出・救護訓練では、道を防ぐ、倒木や流木を重機を使用し、除去をして取り除く道路啓開訓練に参加し、スピード感と力あふれる作業に観客からも声が上がっていました。
また、防災展示ブースでは、写真を使ったパネルボード及び映像による災害対策活動や重機体験の紹介など建設業の活動紹介が行われ、ブースの横には大型重機を模した巨大エアー遊具が設置され、当該演習開始から終了まで、親子連れの列が続き、何度も体験するお子さんの笑顔や声が絶えず、支部会員が参加したお子さんに参加証やポケットティシュなどを配布するなどして、参加ブースの中では1,2を争うような盛況ぶりでした。
演習後、鈴木定壱香取支部長は、「われわれは縁の下の力持ちとして、準備段階から今回の演習に際して、支部会員全員で行ってきました。会員企業では草刈りや会場の砕石敷きなどで尽力をしていただいたり、建青会のメンバーはブース展示についても、積極的に動いてもらって、こうやってお子さんがたくさん来てくれたのは何よりだと思います。」と述べておりました。
当日は夏日となり、強い日差しが照り付ける中、会員は汗を流しながら、地域の守り手として演習に参加し、見学者に対して、建設業の重要性と魅力を伝えておりました。