2024年6月
香取支部が環境美化活動を行いました
2024-06-28
降りしきる雨の中、地域の環境美化に貢献 地域住民からも感謝の声
本協会香取支部は6月28日に香取市内にて環境美化活動を行い、当日は強い雨が降りしきるという厳しい環境のなか、支部会員23社が雨にも負けることなく、地域の生活環境向上のため美化活動に励みました。
活動に先立ちあいさつに立った鈴木定壱香取支部長は「梅雨の季節をむかえ、降水量の増えるシーズンとなった。路肩の堆積した土砂または雑草、道路上にせり出した枝が交通の妨げになっている。本日はこのような土砂や枝等を取り除いていただき、地域の環境美化に貢献してほしい。本日はあいにくの天気となったが、ケガ等ないように作業していただき、それぞれ連携を取って作業にあたってほしい」と雨中の作業について注意を呼び掛けていました。続けてあいさつに立った香取市建設水防部の香取光課長からは「昨今の建設業界に限らず全業界の課題として人材確保がある。若い世代の人材確保や育成、そして暮らしやすい、災害に強い街づくりの実現に向けて官民で協力していきたい。本日は雨の中の作業にあたっていただくので、ケガや事故の無いようにお願いしたい」と述べていました。
その後、高所作業車を使用した枝払い班、バックホウを使用した土砂撤去班、狩払機を使用した除草班の3班に分かれて、雨が降りしきる中、環境美化活動に勤しみました。
その作業を道端から見守っていた地域住民からは「行政でも対応してもらえないところの雑草等を除去してくれて、非常に助かる。ありがたい。」と感謝の言葉があり、地域建設業が果たす役割を地域住民に大きく理解してもらうきっかけともなっていました。
館山支部が水防訓練に参加しました
2024-06-28
激甚化する自然の猛威から地域の安全を守る決意新たに
本協会館山支部は6月27日に館山市内で行われた本県安房土木事務所管内の水防訓練に参加しました。
訓練に先立ちあいさつに立った小宮山房信館山支部長は「6月18日に県内を襲った大雨では管内で、国道128号線、県道大多喜君津線で岩石を伴う土砂流出があり、館山市でも倒木の被害があった。このようにこれから来る大雨、台風シーズンに備え、防災意識を更に高め、体制を強化する訓練にしたい。地域の守り手として、災害協定に基づき、発災時には即座に応急復旧活動に勤しんでいるが、この訓練においても積極的に参加し、自然災害の猛威からこの地域の安全・安心を守るためにも、防災意識をより一層高めるような訓練としてほしい」と喫緊の大雨被害にもふれ、気持ちを引き締めていました。
参加者は3班に分かれ、合計140袋に及ぶ土のう製作及び土のう積み、南京結びなどのロープワーク等、夏の訪れを告げるような潮風を浴びながら、訓練に勤しんでいました。
参加者は3班に分かれ、合計140袋に及ぶ土のう製作及び土のう積み、南京結びなどのロープワーク等、夏の訪れを告げるような潮風を浴びながら、訓練に勤しんでいました。
訓練終了後の前田尚志安房土木所長からは「訓練で分からないことがあった際には、わかるまで繰り返し、周りの人に聞いてできるまで実施してほしい。繰り返し行って、習得することが大事なことである」と講話があり、習得できるまで繰り返し訓練することの重要性が述べられていました。
夷隅支部が水防訓練及び環境美化活動を行いました
2024-06-20
いざというときのため武士の心で技術習得に励む
本協会夷隅支部は6月14日にいすみ市内で行われた本県夷隅土木事務所、本件道路協会夷隅支部、本県河川協会夷隅支部が主催する「2024年度夷隅支部水防訓練」に参加しました。
令和元年房総半島台風で大きな被害を受けたいすみ市で、いざというときに地域の安全・安心を守る地域建設業として、支部会員19社22名が訓練に参加し、訓練全体としては約100名強が参加する訓練となりました。
開会に際し、あいさつに立った中村友三郎夷隅支部長は「地域の安心・安全の守り手として、災害発災時には、われわれ地域建設業は常にいざ鎌倉、おっとり刀で地域住民の生命や財産を守るために駆け付ける精神で対応する心構えである」と強い言葉で地域建設業の果たす役割に対する決意を述べておりました。
参加者は4班体制で土のう400袋を作成し、その作製した土のうを改良積土のう工法で4箇所設置。そのほか道路う回路看板の設置、もやい結びなどのロープの結び方、AEDを使用した心肺蘇生法の技術指導などを初夏の日差しが降り注ぐ中、熱心に実施していました。
水防訓練後には支部会員は大原海岸に移動し、ボランティア活動の一環として海岸清掃を行い、海水浴客が訪れ、海岸が賑わう本格的な夏を迎える前に、海岸の美化に貢献していました。
本協会新三役が新任あいさつのため県土整備部及び千葉国道事務所を訪問しました
2024-06-19
両者の関係の継続と一層の強化を再確認
本協会新三役(石井良典会長・船越博文副会長・湯浅健司副会長・渡邉愼司副会長・相澤専務理事)が、6月13日、新任のあいさつのため、千葉県県土整備部幹部及び国土交通省関東地方整備局千葉国道事務所の幹部を訪問しました。
まず、本協会新三役は県土整備部を訪問し、池口正晃県土整備部長、澤宏幸都市整備局長、菰田直典災害・建設業担当部長など幹部の方々と新任のあいさつを交わしました。あいさつ後には、建設資材の市場価格の高騰について調査等が追い付いていないことが建産連加盟団体からもあがっていることや、残土処理や盛土についての課題について意見を交換しました。
その後、国土交通省関東地方整備局千葉国道事務所を訪問し、藤井和久所長、山本裕一副所長、開地宣彰副所長ら幹部の方々とあいさつを交わしました。あいさつ後には、ASP、BIM/CIMの導入促進、DX技術についての設計・施工成果の維持管理への活用促進、発災の作業員や交通誘導員の確保などを含めた災害対応体制の検討について意見が交わされ、更に千葉国道事務所より、日々の社会インフラ整備及び迅速な災害対応、先日のSTAYSTREETの盛況について謝意が述べられました。
本協会と県土整備部及び千葉国道事務所との関係性を再確認することで、関係性を一層、緊密かつ強固なものとし、県土の発展に寄与していく所存です。
県建産連通常総会が開催されました
2024-06-18
横断する組織として課題解決に向けて取り組む
本協会が加盟する、千葉県建設産業団体連合会の通常総会が6月13日に千葉市内のホテルで開催され、令和5年度の事業報告、収支決算報告が承認され、令和6年度の事業計画、収支予算案並びに任期満了による役員改選が全会一致で可決されました。
定時総会後の理事会では本協会会長の石井良典会長が本県建産連会長に新たに選出され、副会長には船越博文本協会副会長、(一社)千葉県電業協会の細矢充会長、(一社)千葉県空調衛生工事業協会の金子達也会長、(一社)千葉県造園緑化協会の伊藤高広会長が新たに新たに選出され、専務理事には本協会相澤忠利専務理事が選出されました。
また、来賓として県土整備部の菰田直典災害・建設業担当部長を迎え、議案審議に先立ち「改正建設業法・入契法が成立し、県においても週休2日制による休日の確保、ICT活用工事、ASP遠隔臨場などの実施に取り組んでいきたい。また、県では本年より表彰制度の拡充として、『優秀技術者表表彰制度』、『難工事表彰』の新たな表彰を導入し、県内建設企業の技術力や技術者の育成・意欲の向上を図る一因としたい。そのためにも一層のご理解とご協力を賜りたい。」とあいさつをしました。